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【不動産売却】マンション売却の主な注意点を押さえておこう

これからマンションを売却する方には、押さえておくべき注意点が数多くあります。
また、1つでも注意点を多く押さえることで、理想のマンション売却に近づくことができるため、この機会にぜひ学んで帰ってください。
ここからは、特に押さえておくべき注意点をいくつか見ていきたいと思います。

マンション売却の主な注意点9選

マンション売却時に注意したいポイントとしては、主に以下の点が挙げられます。

・売却する物件の現況把握
・相場のチェック
・必要書類の準備
・税金や売却費用のシミュレーション
・複数の不動産会社での査定
・不動産会社との密なコミュニケーション
・売却前のリフォーム
・日中の内見実施
・内見の準備

売却する物件の現況把握

これからマンションを売却する方は、まずその物件の現況を把握しましょう。
具体的には、どれくらいの規模(広さ)なのか、築年数はどれくらいのか、構造は何なのかといった点です。
また、マンションには管理規約というものが存在し、規制がある物件に関しては、ペットを飼えなかったり、タバコを吸えなかったりすることもあります。
これらの規制の有無も、ターゲットの幅を狭めることにつながりかねないため、事前に確認しておきましょう。

相場のチェック

マンション売却における注意点としては、事前に行う相場のチェックも挙げられます。
マンションの相場は、主に過去の取引相場、売り出し中の物件の価格、国土交通省が公表するデータなどから調べることができます。
もちろん、これでマンションの売却価格が正確にわかるわけではありませんが、相場を調べなければ、どれくらいの価格で売れるのかがイメージできません。

必要書類の準備

マンション売却をする際の注意点には、早めに必要書類を揃えておくことも挙げられます。
戸建て物件の場合は必要ありませんが、マンションの場合は通常の必要書類のほかに、管理規約、新築時のパンフレットも用意しておきましょう。
管理規約があれば、買主はその内容を確認した上で購入できますし、新築時のパンフレットがあれば、それを参考に物件の良さをうまくアピールすることが可能です。

税金や売却費用のシミュレーション

マンション売却における注意点には、売却前に行う税金、売却費用のシミュレーションを忘れずに行うことも挙げられます。
マンション売却では、ついついどれくらいの価格で売れるのかに気が行きがちですが、上記の費用を試算しなければ、思いの外利益が手元に残らないという状況にもなりかねません。
具体的には、譲渡所得税や住民税、印紙税や仲介手数料などのシミュレーションです。

複数の不動産会社での査定

こちらは、マンション売却に限った注意点ではありませんが、価格査定をしてもらうのであれば、必ず複数社に依頼しなければいけません。
1社のみの依頼だと、その査定価格の正確性を判断しにくいです。
また、複数依頼する場合でも、ただ単に査定価格が高いところに依頼すれば良いというわけではありません。
事前に調べた相場と大きく乖離しておらず、なおかつその中で比較的高い査定価格のところに依頼できればベストです。

不動産会社との密なコミュニケーション

マンションの売却活動における注意点として、不動産会社からの連絡には早く折り返すということが挙げられます。
特に、「内見したい方が現れた」という連絡に対しては、できる限り早く対応し、早急に期日を決めることをおすすめします。
せっかく物件に興味がある方が現れたにも関わらず、怠慢によってみすみす逃すようなことがあってはいけません。
マンションの売却が長期化してしまうと、数ヶ月の間1人も内見希望者が現れないということも考えられるため、1人でも多くの方に物件を見てもらいましょう。

売却前のリフォーム

マンション売却における注意点としては、売却前のリフォームを控えめにするということも挙げられます。
もちろん、大きな凹みや穴、キズなどに関しては、ある程度修復しておく必要がありますが、シンプルな間取りに個性を持たせるようなリフォームはするべきではありません。
なぜなら、シンプルな間取りのままであれば、そのまま住む方も、リフォームあるいはリノベーションして住む方もターゲットにできるからです。

日中の内見実施

マンションの内見は、内見希望者の都合もあるため、売主側が一方的に時間を決めることはできませんが、可能であれば日中にしてもらいましょう。
なぜなら、日中の方が部屋を明るく見せることができますし、日当たりの良さもアピールできるからです。
ただし、逆に日当たりがあまり良くないマンションで、なおかつ夕方~夜の閑静な雰囲気をアピールしたいのであれば、夕方~夜に内見を実施してもOKです。

内見の準備

マンション売却に伴う内見の注意点としては、なるべく室内のものを減らしておくということも挙げられます。
なぜなら、あまりに生活感が出ていると、購入希望者はその物件での新生活をイメージしにくいからです。
また、単純にもので溢れていると、どれだけ清潔にしてあっても新居というイメージを与えられず、購入意欲を削いでしまいます。
そのため、清潔感を存分にアピールしたいのであれば、最低限の家具や家電などで生活するべきです。

まとめ

ここまで、マンション売却における主な注意点を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
初めてマンションを売却しようとする方は、本記事で新しい知識を得ていただけたのではないかと思います。
また、100%とは言い切れませんが、これだけ注意点をたくさん押さえておけば、マンション売却において大きな失敗をしてしまう可能性はかなり下がります。

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