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不動産を購入する前に確認しておきたいことについて

不動産の購入を考えている方は、さぞかし期待に胸が膨らんでいることかと思います。
ほとんどの方が始めての購入となりますから、ワクワクするのは当然です。
では、不動産を購入するにあたって事前に確認しておきたいことには、一体どのようなことが挙げられるでしょうか?
これから自らの城を持つ方は参考にしてください。

不動産を購入する前に確認しておきたい5つこと

不動産の購入前には、以下の項目について必ず確認しておかなければいけません。

・購入目的
・購入資金
・家族計画
・世帯年収
・年齢

購入目的

不動産を購入する目的は人それぞれです。
「同じ年代の方が購入しているから」「安い物件が見つかったから売れる前に」といったような理由で焦って購入すると、後悔することにもなりかねません。
そのため、不動産を購入する際は、事前に自身や家族の購入目的をまとめた上で、周りに流されないようにすることが大切だと言えます。

購入資金

購入するのが新築物件なのか中古物件なのかによって、購入資金はかなり変わってきますが、いずれにせよ、購入前には明確にしておく必要があります。
自己資金のみで購入しようとする方は、特に意識しておきましょう。
また、不動産を購入する際にかかるのは、物件そのものの購入費用だけではありません。
不動産会社に支払う仲介手数料、登記費用なども必要になります。
つまり、購入費用を明確にせず、少し高めの不動産を購入してしまうと、上記の費用が足りなくなる可能性があり、とても危険だということです。
もちろん、不動産ローンを利用して購入する場合も、購入資金を明確にしておかなければ、思いのほか借入額が大きくなってしまうことになりかねません。

家族計画

家族計画とは、各世帯おける子どもの数、出産時期についての計画を言います。
例えば、将来たくさんの子どもに囲まれて生活したいという方は、あらかじめ広めの不動産を購入しなければいけません。
また、高齢者の方がいる世帯は、バリアフリー環境が整った不動産を購入することも考えましょう。

世帯年収

不動産を購入する方の多くは、不動産ローンを利用します。
そのため、入居後しばらくの間は、ローンを返済し続けなければいけません。
そこで確認しておきたいのが、世帯年収です。
世帯年収の金額から、無理のない借入額を弾き出すことで、家計を圧迫することなくローンを返済できます。
また、奥さんの出産などにより、後々世帯年収が少なくなることも考慮しましょう。

年齢

若いうちから不動産を購入すれば、早くから自身の城で快適に生活できます。
しかし、その反面、転勤あるいは家族構成の変化などによって、不動産に求めることが変わりやすくなります。
また、若いうちから不動産を購入することで、トータルでかかる修繕費などは高額になることが予想されます。
そのため、早く自分の城が欲しいという方であっても、一度自身の年齢を再確認するのは大切だと言えます。

一般的な不動産購入のタイミングについて

不動産購入前には、上記のようにあらゆることを確認しなければいけません。
また、確認した結果、まだ自分が不動産を購入すべきかどうかわからない方は、一般的な購入のタイミングを参考にしてみましょう。
不動産の購入は、主に以下のようなタイミングで行われます。

・結婚するタイミング
・賃貸契約更新のタイミング
・子どもが成長したタイミング
・各種制度が変更するタイミング

カップルの8組に1組は、結婚するタイミングで住居を購入すると言われています。
また、賃貸物件の契約は、ほとんどの場合2年に1度更新されます。
こちらのタイミングで、家賃をこのまま支払い続けることに疑問を感じ、不動産を購入するという方も少なくありません。
その他でいうと、子どもが成長したタイミングや、各種制度が変更するタイミングで購入に踏み切る方もいます。
こちらは、ある程度子どもが成長し、賃貸物件では手狭になってきたタイミングで不動産を購入するケース、特例や社宅補助などの社内制度の変更があったタイミングで、不動産を購入するケースを指しています。

2度目の不動産購入はセカンドライフのタイミングで

すでに不動産を購入したことがあり、今後2度目の購入を考えている方は、セカンドライフのタイミングがおすすめです。
つまり、定年退職を迎えたタイミングです。
例えば、すでに子どもが自立しており、夫婦2人だけで生活するような世帯には、価値があるうちに現在の不動産を売却し、地方の不動産に住み替えるというケースがよく見られます。
こうすることにより、部屋の広さを持て余すことはなくなりますし、老後生活が豊かになることにもつながります。

まとめ

ここまで、不動産を購入する前に確認しておきたいことを解説してきましたが、参考になりましたでしょうか?
冒頭でも触れましたが、これから自分の城を持つというのに、ワクワクしない方など存在しないでしょう。
しかし、ワクワクしているだけでは、理想の不動産は購入できません。
冷静に現状と将来について確認し、購入すべきかどうか判断することで、初めて理想の城が手に入ります。

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