東京の地代相場と一口に言っても、土地の大きさや立地などよって地代の金額は大きく異なるため、すぐに相場を知るのは難しいです。
したがって東京の地代相場を知るためには、ある程度の目安となる算出方法を知っておくべきでしょう。

また東京の地代相場を知るためには、“固定資産評価額”についても知る必要があります。

東京の地代相場の目安について

東京23区内の地代相場の目安は、固定資産税または都市計画税×4”という方法で算出できます。
もちろん東京23区内であっても、これより地代相場が安いエリア、高いエリアは存在します。
ただこの算出方法を知っておくことで、的外れな地代を設定する心配は少なくなるでしょう。

またこの算出方法で東京の地代相場の目安を弾き出す場合、“固定資産税評価額”について知る必要があります。
固定資産税、都市計画税は、固定資産税評価額にそれぞれの税率を掛けて算出するためです。

固定資産税評価額はどうやって知ることができるのか?

東京の地代相場を知るために必要な固定資産税評価額は、主に以下の4つの方法で知ることができます。

・納税通知書
土地や建物を所有している方は、役所から送付される固定資産税の納税通知書を見れば、固定資産税評価額を知ることができます。

・課税明細書
納税通知書に添付される課税明細書の“価格”の欄にも、固定資産税評価額が記載されています。

・固定資産課税台帳
固定資産課税台帳とは、総務大臣が定める“固定資産評価基準”によって評価された固定資産に関する情報が登録された台帳のことを言います。
東京の場合、固定資産が所在する区にある都税事務所において、この固定資産課税台帳を閲覧することが可能です。
固定資産税の納税義務者、相続人などは、申請して閲覧手数料を支払うことで、固定資産課税台帳によって固定資産税評価額を知ることができます。

・固定資産評価証明書
固定資産課税台帳を閲覧しなくとも、固定資産評価証明書を取り寄せることで、固定資産課税台帳の内容を確認することができます。
これも先ほどと同じく、固定資産が所在する区にある都税事務所に申請することで所得できます。

東京の地代相場をシミュレーションしてみよう

固定資産税評価額を知るための方法がわかったところで、次は実際に東京の地代相場をシミュレーションしてみましょう。

固定資産税は、一般的に固定資産税評価額×1.4%という式で計算されます。
一方都市計画税は、固定資産税評価額×0.3%という式で算出することが可能です。
例えば東京のとある土地の固定資産税評価額に1.4%を掛け、50,000円という固定資産税が弾き出された場合の地代相場は、50,000×4で20万円です。
固定資産税、または都市計画税×4が東京の地代相場のため、この場合に設定する地代は最大でも20万円ということになります。

東京23区内で地代相場が高くなるのはどこ?

地代を算出する際は、その土地があるエリアの土地価格を利用するケースも多いです。
したがって土地価格が高ければ、その土地の地代相場は基本的に高くなります。

東京23区内で地代相場が高くなるエリアトップ10は以下の通りです。

順位区名土地価格
1位中央区601万310円
2位千代田区490万7096円
3位港区387万8750円
4位新宿区342万2150円
5位渋谷区315万384円
6位豊島区151万9045円
7位台東区129万7375円
8位文京区118万3722円
9位目黒区109万9375円
10位品川区92万347円

参考:東京都 2018年(平成30年) 基準地価
https://tochidai.info/tokyo/

まとめ

東京の地代相場を知るにあたって、固定資産税評価額を知るのはとても重要なことです。
固定資産税評価額を知る方法がわかっていれば、あくまで目安ではありますが東京の地代相場はすぐに算出できます。
また土地価格を利用して東京の地代相場を算出する場合、自身が所有する土地における土地価格がどれくらいなのかを把握しておきましょう。


その他、地代の相場や算出方法に関する主な記事はこちら…

『大阪の地代相場を把握しておこう』

『神奈川の地代相場を把握しておこう』

『愛知の地代相場を把握しておこう』

『福岡の地代相場を把握しておこう』

『地代の相場を算出する路線価について徹底解説』

『地代の相場を算出する2つの方法。公租公課と路線価について』

『地代にも関連する公租公課倍率法の解説』

『地代の算出方法と土地の利用方法によって異なる相場』

 

こんな記事も読まれています