収益物件の一棟マンションを高く売る方法や評価ポイントについて
収益物件の一棟マンションを売却しようとする方は、できる限り高く売りたいと考えるでしょう。
また、好条件での売却を成功させるためには、高く売るための方法を知っておくだけでなく、どこを見て価格を評価されるのかについても把握すべきです。
ここからは、これらのポイントについて詳しく解説したいと思います。
収益物件の一棟マンションを高く売る方法
収益物件の一棟マンションをなるべく高く売却させるには、以下の方法を実践することをおすすめします。
・一棟マンションに強い業者を選ぶ
・業者を比較する
一棟マンションに強い業者を選ぶ
収益物件の一棟マンションを高く売るには、まず一棟マンションに強い業者を選ぶようにしましょう。
一棟マンションと区分マンションの売却では、成功のためのノウハウも買い手も異なります。
一棟マンションに強い業者の選び方は簡単です。
業者に依頼して、これまでの実績を見せてもらえばOKです。
その売却実績における細かい質問にも答えてくれるようであれば、一棟マンションに強い業者だと言えるでしょう。
業者を比較する
一棟マンションに強い業者がある程度ピックアップできたら、次は各業者の比較をします。
昨今は一括査定サイトが台頭し、時間をかけずに複数の業者の条件が比較出来るようになりました。
どこの業者が1番良い条件かをチェック出来るだけでなく、複数の業者に「他に条件が良い業者があればそちらを利用する」と伝えることもできます。
そのような状況になれば、各業者は通常より条件を良くしてくれる可能性が上がります。
収益物件の一棟マンションをこれから売却するという方は、ぜひ覚えておきましょう。
また、一棟マンションを相続によって取得したという方も、もし今後経営をしていかないのであれば、このような高く売れる方法は知っておくべきです。
一棟マンションはどこを見て評価されるのか？
収益物件の一棟マンションは、適切な業者選びによってある程度好条件で売却することができます。
また、評価されやすいポイントを理解し、売却前に改善したり、良いタイミングで売り出したりすることも、好条件の売却につながります。
収益物件の一棟マンションにおける評価ポイントは主に以下の通りです。
・稼働率
・周辺環境
・外観
・設備状況、セキュリティ
稼働率
収益物件の一棟マンションは、売る側も買う側も投資家です。
つまり、買い手はその一棟マンションが、どれだけ収益性の高い物件なのかという事を重要視しているということです。
そのため、売却時の一棟マンションの稼働率は、価格の評価に直結すると言えるでしょう。
また、売却時には空き室ができている場合でも、過去の稼働率が優秀であれば良い条件で売却できる可能性があります。
稼働率が高く、空き室もない状態の一棟マンションであれば、タイミングを逃さずに売却することをおすすめします。
周辺環境
収益物件の一棟マンションは、周辺の環境も大きな評価ポイントになります。
具体的には、アクセス環境だけでなく、教育に関する環境も重要視されやすい傾向にあります。
もし、現時点ではアピールポイントがなかったとしても、近い将来に商業施設ができる予定やアクセスが良くなる予定があるのであれば、高く売却する為の戦術に盛り込まなくてはいけません。
周辺の環境をアピールして多くの買い手が集まれば、複数の条件から一番良い条件を選んで売却することができます。
外観
収益物件の一棟マンションは、外観がいかに美化されているかも大きな評価ポイントです。
外観はそのマンションの第一印象を決めるので、例え部屋が綺麗でも、外観の美化に手を抜いていると価格が下がりやすくなります。
収益物件の一棟マンションを売却しようと考えている方は、定期的に外観の手入れを行い、清潔感を維持するように努めましょう。
築年数が長くても、見た目が綺麗であればある程度評価されます。
設備状況、セキュリティ
一棟マンションの入居者がもっとも重要視するポイントは、何と言っても設備状況、セキュリティ体制です。
エアコンや浴室乾燥機等、備え付けの設備が充実している室内状況であれば、当然評価は高くなります。
また、オートロック、警備体制等がしっかりしている場合も、高く売却しやすくなるでしょう。
上記以外にも、設備やセキュリティにおけるアピールポイントがあるのであれば、売却する際にしっかり伝えなくてはいけません。
例えば、共有部分で言えば、宅配ボックスや24時間ゴミ捨て可能なゴミ捨て場といった設備は、需要が高いため、アピールすることをおすすめします。
まとめ
ここまで、収益物件のマンションを高く売る方法、売却時に評価されるポイントなどについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか？
一般的な居住用不動産と収益物件とでは、売却において心掛けることがまったくもって異なります。
そのため、以前居住用不動産の売却経験がある方であっても、収益物件の売却時には、改めて時間を設け、売却に関する知識を身に付けることをおすすめします。
