不動産売買・投資

不動産売却において重要な良い担当者の特徴について

不動産売却を成功させるには、優良な不動産会社のサポートが必要不可欠です。
また、その不動産会社の中でも、良い担当者についてもらうことで、希望通りの不動産売却に成功する確率はアップします。
ここからは、良い担当者における特徴について解説していきたいと思います。

不動産会社の良い担当者の特徴6選

不動産売却を成功に導いてくれる良い担当者は、主に以下のような特徴を持っています。

・宅地建物取引士(宅建士)である
・対応が迅速
・不動産情報をしっかり把握している
・デメリットまで教えてくれる
・こまめに進捗具合を報告してくれる
・戦略に基づいた売却活動をしている

宅地建物取引士(宅建士)である

良い担当者の特徴としては、まず宅地建物取引士(宅建士)であることが挙げられます。
宅建士の資格を取得するには、不動産取引に関する知識を豊富に有する必要があります。
そのため、“宅建士=不動産取引の知識が多い人”である可能性は高いです。
もちろん、資格のない担当者は知識が乏しいというわけではありませんが、不動産会社には、なるべく宅建士に付いてもらえるように依頼するべきです。

対応が迅速

電話やメールなどの問い合わせに対して、迅速に対応してくれるというところも、良い担当者の特徴だと言えます。
知りたい情報をすぐに提供してくれる担当者は、仕事に対する意識も高いことが多く、なおかつ今後良い関係性を築きやすいです。
また、本人がわからないことをすぐ他の従業員や上司に質問し、折り返してくれる担当者も、非常に優秀です。

不動産情報をしっかり把握している

良い担当者の多くは、これから売り手の方が売却する不動産情報について、しっかり隅々まで把握しています。
この世には、1つとして同じ不動産が存在しません。
築年数や間取りがまったく同じであっても、劣化具合や周辺環境、ニーズの高さなどは、不動産によって大きく異なります。
そのため、担当者が不動産の情報を隅々まで把握しているということは、売却成功の絶対条件と言っても過言ではありません。

デメリットまで教えてくれる

不動産会社の目的は、不動産売買を仲介することによって、手数料を得ることです。
そのため、売り手に対して「売却してほしくない」と思っている担当者など1人もいません。
また、良い担当者は、そのような自らの立場を理解していながら、包み隠さず売却することのデメリットまで教えてくれます。
このような担当者は、売り手の気持ちも考慮した上で、不動産売却を客観視できているため、信頼性は高いと言えます。

こまめに進捗具合を報告してくれる

良い担当者は、売り出し中の不動産における進捗具合をこまめに報告してくれます。
専任媒介契約、あるいは専属専任媒介契約を結ぶ不動産会社の担当者には、定められた頻度で業務における報告をすることが義務付けられています。
ただし、一般媒介契約の場合は、この報告義務が定められていません。
つまり、一般媒介契約にも関わらず、こまめに報告をしてくれる担当者は、特に優秀だということです。

戦略に基づいた売却活動をしている

良い担当者は、戦略に基づいた売却活動をしているため、購入希望者は見つかりやすくなります。
戦略に基づいて活動しているかどうかは、どのウェブサイトに不動産情報を掲載したのか、どの層をターゲットにしているのかなどについて、直接担当者に質問すればある程度わかります。

担当者に不満がある場合はどうすれば良い?

では、担当者の対応に不満がある場合、売り手はどのように対処すればいいのでしょうか?
いくつか対処法をお教えしますので、もし不満があるのであれば、以下のいずれかの方法を試してみてください。

・担当者の上司に相談する
・他社に相談する
・担当者の変更を願い出る

現在付いている担当者の対応が良くなかったり、その人では解決できないような問題があったりした場合は、まず同じ不動産会社の上司に相談しましょう。
そうすれば、必ず何らかの対応はしてもらえます。
場合によっては、売り手から願い出る前に、担当者の変更を提案されることもあります。
また、別の不動産会社に対して、現在の担当者に関することを相談してみるのも良いでしょう。
専任媒介契約、あるいは専属専任媒介契約の場合、特定の1社以外と媒介契約を結ぶことはできませんが、相談をすることは規制されていません。
相談する不動産会社が変われば、これまでまったくなかった新しい発想の解決策が見つかる可能性もあります。
ちなみに、さまざまな対処をした結果、それでも担当者の対応に変わりがない場合は、思い切って不動産会社に対して、担当者の変更を願い出るべきです。
特に、売却活動に支障をきたすような状況である場合は、早急に担当者を変更してもらいましょう。

まとめ

ここまで、不動産会社における良い担当者の特徴について解説してきましたが、いかがでしょうか?
不動産の売り手となる方には、取引の知識がまったくない方もいます。
そのため、優秀な担当者が付くか付かないかは、成否に関わる非常に大きなポイントだと言えます。
また、担当者選びの前に、まず優良な不動産会社を選定することも忘れてはいけません。

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