2020年7月、ついに待ちに待った東京五輪が開催されます。
ただ東京五輪は不動産の価格に大きな影響を与えると言われており、これから不動産を売却する方にとっての不安材料となる可能性もあります。
では東京五輪が与える不動産価格への影響とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

東京五輪の影響で不動産の価格は上がるのか下がるのか

東京五輪の影響によって、不動産価格は上昇した後に下落すると言われています。
つまり東京五輪開催までの期間は上昇し、東京五輪が開催されたことを境に下落するということです。
では、なぜそのような予想がされているのかについて詳しく見ていきましょう。

東京五輪開催までの期間に不動産の価格が上昇するのはなぜ?

東京五輪開催までの期間に不動産の価格が上昇すると予想されている理由は、ずばり不動産の需要が多くなるためです。
東京で開催される五輪というだけあって、東京の建物や施設の需要は特に多くなることが予想されています。
また価格や賃料が高い水準で安定している東京の不動産は、海外投資家から非常に人気があります。
東京五輪に向けて、このような投資家からの買いが多く入ることも、開催までの期間に不動産の価格が上昇すると予想されている大きな理由の1つです。

東京五輪開催後に不動産の価格が下落するのはなぜ?

東京五輪開催後に不動産の価格が下落すると言われている理由は、景気の反動を受けるためです。
東京五輪に向けて建設された建物や施設は、五輪が開催され、終わりに近づいて行くにつれ、少しずつ需要がなくなっていきます。
これにより、好景気から一転して不景気になると予想されているのです。
また海外投資家によって多く買われた東京の不動産も、五輪が開催され、終わりに近づくにつれて売却されるケースが多くなります。
これも、東京五輪開催後に不動産価格が下がると言われる大きな理由です。

現在とほとんど変わらないという意見もある

五輪開催までの期間に上昇し、五輪開催後に下落するとしても、上昇前の水準より下落するとは限りません。
したがって、東京五輪は一時的に不動産の価格に影響を与えるだけで、結果的にそれほど価格は変わらないという風に予想している方も多くいます。

前の東京五輪時はどのような影響が見られたのか?

前回の東京五輪が開催されたのは、今から50年以上も前の1964年です。
当時は、五輪開催までの期間に大きく不動産価格が上昇し、実際開催されたと同時に、少しずつ下落していきました。
つまり、今回の予想と同じ動きをしたということです。
ただ前回の東京五輪が開催されたとき、日本は高度経済成長の真っただ中であり、もともと日本の景気は上向きでした。
したがって、今回の東京五輪でも、前回と同じように大きく不動産価格が上昇するとは限らないのです。

これから不動産を売却する方はどう行動すればいい?

東京五輪が与える不動産価格への影響は、実際のところ誰にも予想できません。
ただ東京五輪が開催して終了に近づくにつれて、東京の建物や施設における需要が減る可能性はかなり高いと言えます。
したがってこれから不動産を売却する方は、五輪が開催される前に、早めに売却することをおすすめします。
五輪開催までの期間に不動産価格が上昇するかどうかはわかりませんが、価格が下がってきてから売却するよりも、なるべく現時点の水準と変わらない価格で売却することを心掛けましょう。

まとめ

東京五輪が与える不動産価格への影響について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
東京五輪が具体的にどのような影響を与えるのかについては、実際そのときになってみないとわからない部分が多いです。
ただ五輪の開催期間、または開催直後の売却は非常にリスキーなため、開催までの期間、もしくは開催後価格が下がり、上向いてきたタイミングで売却するのがベターです。