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“Web3”とは何か?

ここ最近、日本やアメリカなどにおいて、“Web3”というワードが話題となっています。
近い将来、世界中でWeb3の時代が到来すると言われているため、今のうちに基礎知識を身に付けておくべきだと言えます。
ここからは、Web3の概要や特徴、課題などを中心に解説したいと思います。

Web3の概要

Web3とは、分散型(非中央集権型)のインターネットという意味で用いられる言葉であり、ブロックチェーン技術を活用した新しいインターネットのことを指しています。
Web3.0とも呼ばれます。
インターネットは、1990年代半ばから2000年代半ばにかけて普及してきたWeb1(1.0)、誰もがWebを介して情報発信ができるように変化したWeb2(2.0)という風に、時代に合わせて少しずつ形を変化させています。
また、Web1が一方向的、Web2が双方向的なインターネットであるのに対し、Web3は中央集権的な管理者が存在せず、ユーザー同士が情報を分散管理します。

Web3が注目されている理由

Web3がここまで注目を集めている理由としては、まず世界中でプライバシー問題への関心が高まっていることが挙げられます。
例えば、アメリカでは個人情報を不正に収集したとして、世界的大企業であるFacebookやGoogleが訴訟されるなど、企業による個人情報管理への疑念が強まっています。
一方、Web3では企業に個人情報を渡す必要がなく、このような疑念や情報漏えいのリスクは軽減されます。
また、Web3が注目されている理由としては、技術の発達により、こちらの本格的な普及が現実味を帯びていることも挙げられます。
Web3を支えているのは、主にブロックチェーンの技術であり、前述の通り、こちらによる分散管理の技術は、既存のWeb2が抱えていた問題の解決に一役買っています。
ちなみに、ブロックチェーンとは、簡単に言えば取引の履歴を鎖のようにつなぎ、データを管理する技術のことを指しています。
こちらを採用することで、データの改ざんが困難な分散管理型のシステムが実現し、仮想通貨などの分野ですでに採用されています。

Web3の特徴

Web3では、データ通信にサーバを管理する仲介組織を介すことなく、通信が行えるようになります。
こちらは、P2Pというシステムを利用することにより、特定のサーバを経由しなくても、ネットワークに接続された端末同士で自由にデータ通信ができるという仕組みです。
また、先ほども少し触れましたが、Web3はweb2と比べて、セキュリティ性が飛躍的に向上しています。
Web2では、管理者がデータを一元管理しているのが一般的であり、こちらがサイバー攻撃のターゲットになると、管理しているデータがすべて漏えいしてしまうおそれがあります。
それだけでなく、通常はサービスを利用する際に個人情報を登録したり、IDやパスワードの入力を求められたりしますが、Web3のサービスでは、データ漏えいの心配はありませんし、個人情報を登録する必要もありません。
その他、Web3には、真のグローバル市場の確立につながるという特徴もあります。
現在のインターネット環境は、同じサービスであっても、国や地域によって分散されているため、本当の意味でグローバルとは言えません。
一方、Web3では、世界中のどこにいても、まったく同じURLでサービスを利用することができます。

Web3の課題、問題点

Web3はまさに新時代のインターネットと呼ぶにふさわしい特徴を持っていますが、現時点では課題や問題点もあります。
Web3サービスを利用するためには、仮想通貨ウォレットを作成しなければいけませんが、こちらの作成が利用のハードルを上げる原因になっている上に、関連サービスには日本語対応していないものも多いです。
また、Web3サービスでの買い物は、基本的にすべて仮想通貨で行われますが、メインの仮想通貨であるイーサリアムを使用するには、手数料を支払わなければいけません。
こちらはガス代と呼ばれるもので、イーサリアムの価格やネットワークの混雑状況によって料金が大きく変動するため、現時点でその価格は決して安いとは言えません。
その他、関連サービスで詐欺やハッキングが横行していることも、Web3が抱える大きな課題だと言えます。
具体的には、詐欺メールを開いたり、メール内にあるサイトをクリックしたりすることにより、ウォレットに保管されている資産を盗まれるといった内容ものであり、新規参入する方にとってまだまだリスクは高いです。
マニュアルやコールセンターなどのサポートも存在しないため、詐欺被害に遭った場合の対応も自己責任です。
ちなみに、Web3のサービスに関して、日本では現在明確な法整備が行われていません。
こちらは少しずつ整備されていくことが予想されますが、税制がネックとなっていることから、ブロックチェーン技術に関しては、現時点で日本が他国より遅れを取っています。

まとめ

ここまで、新しい形のインターネットであるWeb3について詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
Web3は、今後関連サービスが続々と展開されていくことが予想されますが、まだまだ発展途上のシステムです。
これからどのように法整備がされるのか、個人や法人を問わず、Web2からどのようにシフトしてくのかなど、今後も注目すべきポイントは多いです。

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