不動産売買・投資

一戸建ての購入に関するよくある疑問を解決します

毎日遅くまで働き、少しずつ貯金を積み重ねて、やっとの思いで一戸建ての購入にこぎ着けたという方もいるかと思います。
また、そのような苦労をしてきた方は、一つでも疑問をなくし、失敗せずにマイホームを手に入れたいと考えるでしょう。
今回は、一戸建てを購入しようとする方によくある疑問を解決したいと思います。

建売住宅と注文住宅、おすすめはどっち?

新築一戸建てを購入する際は、すでに建築されている建売住宅か、これから自身のプランに沿って建築していく注文住宅のどちらかを選択します。
どちらがおすすめなのかに関しては、人それぞれ考え方があるため一概には言えませんが、費用の計算を立てやすいのは間違いなく建売住宅です。
注文住宅の場合、大まかな予算はあらかじめ決めておくことができますが、細かい箇所に関しては、実際設計してみないとわからない部分が多いです。
また、場合によっては、建築後に外構、車庫等の工事費用が追加で発生する可能性もあります。
その反面、建売住宅は販売価格がすでに明らかになっているため、一度設定した予算から大きくぶれる心配はほとんどありません。
もちろん、注文住宅は購入すべきではないとまでは言いませんが、建売住宅の方が計算は狂いにくいのは確かです。

一戸建て購入はどんな流れで行う?

一戸建てを購入する方の中には、住宅の購入を初めて体験するという方も多いです。
また、初めての場合、何から始めれば良いのかわからないというケースもよく見られます。
一戸建て(建売住宅の場合)の購入は、基本的に以下のような流れで行います。
1つ1つクリアしていけば、大きな失敗を起こす心配もないでしょう。

①不動産サイトで建売住宅の情報をチェックする
②資金計画を練る
③現地を見学する
④物件を絞り込む
⑤購入申し込みを行う
⑥住宅ローンの事前審査を申し込む
⑦不動産売買契約を結ぶ
⑧住宅ローンの本審査を申し込む
⑨審査通過後、ローン契約を結ぶ
⑩物件を取得する

ちなみに、効率良く一戸建ての購入を進めていくためには、①と②、あるいは⑤と⑥などを並行して行うことをおすすめします。

建売住宅を選ぶ際、絶対にチェックしておきたいポイントは?

建売住宅を選ぶ際は、もちろん住みやすい間取りかどうか、広さは十分かどうかなどをチェックしますが、建物に関するポイントでいうと、安全性の確認は外せません。
具体的には、耐震性や地盤の強さ、過去近くで発生した災害、今後起こり得る災害のチェックです。
また、周辺環境のチェックも忘れてはいけません。
例えば、カラオケやゲームセンター、商業施設やパチンコ店など、大型の駐車場を擁する施設が近いと、人の出入りが激しく落ち着かない可能性がありますし、線路が近い場合は騒音や揺れが気になるケースがあります。
実際、建売住宅を購入した後では、なかなかすぐに引っ越すことが難しくなるため、失敗や想定外の出来事を防ぐには、必ず周辺環境も確認しておきましょう。

物件見学前にするべきことは?

物件見学をする前には、以下の3つの準備を忘れないようにしましょう。

・見学予約
・持ち物の準備
・資料請求

物件の現地見学をする場合は、必ず事前に見学予約をしておかなければいけません。
予約せずに直接訪れると、不動産会社等の担当者が多忙だったり、そもそも鍵が開いていなかったりするため、注意が必要です。
また、物件見学には、カメラや方位磁石、メジャーやメモ帳、ペンなどを持参します。
直前になって用意できないということを防ぐため、これらは見学前日までには必ず揃えておきましょう。
その他で言うと、あらかじめ見学する物件の資料を請求し、間取りや設備等の仕様を簡単に把握しておくことも、意外と重要です。
なぜなら、前もって物件情報を頭に入れておくことで、限られた見学の時間を効率的に使えるからです。

中古の一戸建てを購入する際に重視すべきなのはどこ?

新築の建売住宅や注文住宅ではなく、中古の一戸建てを購入する場合も、まずは耐震性からチェックします。
その他でいうと、リフォームできるかどうかも重視したいポイントです。
新築一戸建ての場合、リフォームをするのはまだまだ先の話になりますが、中古の場合は入居後早い段階でリフォームを必要とすることもあります。
ただし、建物の造りが複雑だったり、隣家との距離が近すぎたりする場合は、満足な修繕や修理ができません。
また、リフォーム自体はできるものの、建物の構造や土地の問題などにより、費用がかさんでしまうというケースもありますので、注意してください。
買主自身でリフォームが難しいかどうか判断できない場合は、必ず不動産会社等の担当者に質問しましょう。

まとめ

一戸建てのマイホーム購入は、手続きを進めるだけで楽しいものです。
しかし、自分の家が手に入るというワクワクとドキドキで舞い上がってしまい、重要なポイントをチェックし忘れるというケースは、往々にしてあります。
そうなると、楽しい夢の時間が一転、悪夢のような時間に変わってしまうことも考えられるため、最低でも今回解説したポイントは押さえておきましょう。

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