不動産売買・投資

戸建て、集合住宅、土地を高く売る方法について

不動産と一口にいっても、その種類は戸建て物件、集合住宅、土地などさまざまです。
また、それらの不動産はさらに細分化することができ、高く売るための方法もそれぞれ異なります。
今回は、今後不動産売却をする方に向けて、戸建て、集合住宅、土地を高く売る方法について、種類別に解説したいと思います。

戸建て物件にはどのような種類がある?

戸建て物件は、主に以下の種類に分けることができます。

・自宅
・実家
・空き家

では、これらの不動産を売却する場合、高く売る方法にはどのようなことが挙げられるのかを見ていきましょう。

自宅

これから不動産売却をする方の中には、「自宅の一戸建てを高く売る方法を知りたい」という方も多いでしょう。
自宅の一戸建て売却では、主に以下のポイントを押さえれば、好条件で売却しやすくなるため、覚えておきましょう。

・周辺相場をチェックして比較する
・査定ポイント(周辺環境、立地、建物の外観・内装)をチェックする
・一戸建て売却が得意な不動産会社を選ぶ
・物件のアピールポイントを整理する
・内見の準備を徹底する

実家

不動産売却をする方の中には、親の代わりに実家を売却することになり、できるだけ高く売る方法を知りたいという方も少なくないでしょう。
その場合は、以下のポイントを必ず押さえてください。

・掃除、整理整頓を徹底する
・古すぎる実家の場合は建物部分を解体して売却する
・不要な家具や家電もできるだけ売却する

空き家

親から相続した空き家は、早めに売らなければどんどん老朽化していきます。
そのため、なるべく高く売りたいという方は、老朽化する前に以下の工夫をし、購入希望者が現れるのを待ちましょう。

・室内を清潔にする
・残置物をなくす(もしくは減らす)
・空き家に強い不動産会社に依頼する

集合住宅にはどのような種類がある?

続いて、集合住宅にはどのような種類があるのかを見てみましょう。
具体的には以下の通りです。

・ファミリー向けマンション
・タワーマンション
・ワンルームマンション

では、これらの不動産を高く売却する方法には、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか?

ファミリー向けマンション

ファミリー向けのマンションとは、主に3LDK以上の間取りの分譲マンションを指します。
また、このようなマンションを高く売却したいのであれば、以下のポイントを押さえておきましょう。

・引っ越しの3ヶ月前までには売り始める
・広告には写真を多く掲載する
・ウィークポイントを隠さない
・周辺に競合物件がないタイミングで売る
・理由のない値引きには応じない
・ホームインスペクションを行う

タワーマンション

タワーマンションは、比較的築年数が浅く、設備も整っていることが多いため、高く売却できる可能性は高いです。
ただし、より良い条件で売却したいのであれば、以下の方法を試してみましょう。

・ライバルが少ない時期に売却する(2~3月以外)
・設備の豊富さをアピールする
・ブランドマンションの場合は販売元に相談する

ワンルームマンション

不動産売却をする方の中には、同棲や結婚に伴う転居費用を確保するため、ワンルームマンションを高く売る方法を探している方もいるでしょう。
そのような方は、以下の方法で高く売ることを目指してください。

・金利が低いときに売却する
・長期保有となるタイミング(所有期間5年以上)で売却する
・女性をターゲットにする場合はセキュリティ性をアピールする
・周辺施設、駅からの徒歩分数などのアピールポイントをまとめておく

土地にはどのような種類がある?

土地の種類をすべて細かく分けるとキリがありませんが、売却されることの多い土地は主に以下の通りです。

・空き地
・農地

では、これらの不動産を高く売却する方法には、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。

空き地

空き地を売却する際は、他の不動産と同じように、まず相場調査から始めます。
最初どれくらいで売れるのか、イメージが掴めていない状態で手続きを進めるのは危険です。
また、空き地を高く売るには、以下のポイントを必ず押さえておくべきです。

・見た目を良くする(全体的に均す、化粧砂を撒く等)
・地番調査を行って安全性をアピールする
・住居を建てられるかどうか確認する
・都市部等の場合は立地の良さ、住環境の良さをアピールする

農地

近年、農地の売却価格相場は、少しずつ減少しています。
こちらは、農家の高齢化によって休耕地が増えたことで、需要が少なくなっていたり、管理が行き届いていない農地が増えたりしていることが原因です。
ただし、そんな農地でも、以下のポイントを押さえれば、高く売却できる可能性はあります。

・宅地化して売る(条件あり)
・農家にターゲットを絞る
・農地売却時に使える特別控除を利用する
・5年以上所有してから売る
・地域事情に詳しい地元の不動産会社に相談する

まとめ

ここまで、不動産売却を検討している方に向けて、戸建て物件、集合住宅、土地を高く売る方法を種類別に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
各項目いずれもかなり駆け足での解説にはなってしまいましたが、これから不動産売却する方は、少し不動産の種類が異なるだけで、これだけ売却のポイント、方法が変わってくることを理解しておきましょう。

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