不動産登記簿とは、土地や建物に関する所在や面積、所有者の住所や氏名、その不動産における権利関係などが記載されているものであり、さまざまな場面で閲覧、取得することになります。
また、登記簿の閲覧方法はさまざまで、提出する必要がない場合は、これから紹介する4つの方法のいずれかで閲覧すればOKです。

登記簿の閲覧方法①ネット上でPDFを取得する

1つ目は、ネット上でPDFを取得し、登記簿を閲覧するという方法です。
これは、ネットを介して一般の方が登記簿のデータを取得し、閲覧できるというシステムを利用するものであり、閲覧方法は、さらに以下の2つの方法に細分化されます。

①財団法人民亊法務協会に登録して閲覧する方法
財団法人民亊法務協会に登録し、IDとパスワードを入手した上で、登記簿を閲覧するという方法です。
この方法では、まず、登記情報提供サービスにアクセスし、利用者登録をした後、1週間程度で協会からID、パスワードが送られていきます。
そのIDとパスワードを使ってログインすれば、登記情報提供サービスを利用して、登記簿を閲覧できます。
ちなみに、財団法人民亊法務協会に登録するには、300円かかります(個人の場合)。

②登録せずに閲覧する方法
財団法人民亊法務協会に登録する以外に、“一時利用”という方法もあります。
この方法では、先ほどと同じように登記情報提供サービスにアクセスし、“一時利用者”からクレジット決済で料金を支払い、登記簿を閲覧します。
全部事項証明書を閲覧する場合は、1件につき335円の料金が発生します。

登記簿の閲覧方法②ネットを介して登記簿謄本を請求する

2つ目は、ネットを介して登記簿謄本を請求し、登記簿を閲覧するという方法です。
この方法では、先ほどの“登記情報提供サービス”とは違うサイトを利用するため、混同しないように注意しましょう。
まず、法務局が提供している“登記・供託オンライン申請システム”において、請求の申請者の情報を登録します。
その後、“かんたん証明書請求”にログインし、必要事項を入力します。
入力が終わったら、直接窓口に取りに行くか、送付してもらうかを決定し、発行された納付情報に従って、所定の手数料を支払えば完了です。

登記簿の閲覧方法③法務局で要約書を取得する

3つ目は、直接法務局に足を運び、要約書を取得して、登記簿を閲覧するという方法です。
とてもシンプルな方法なため、法務局の場所さえ把握できれば、初めての方でも失敗することはないでしょう。
具体的な流れとしては、法務局に足を運び、要約書の申請書に必須事項を記入した後、印紙で手数料を支払い、窓口に提出します。
ただ、要約書は、その不動産におけるすべての情報が記載されているわけではありませんので、すべて知りたいという場合は、全部事項証明書を取得するようにしましょう。

登記簿の閲覧方法④法務局で登記簿謄本を請求する

4つ目は、直接法務局で登記簿謄本を請求し、登記簿を閲覧するという方法です。
この方法で得られる情報は、原本ではありませんが、登記簿謄本という形式になるため、とても正確です。
具体的な流れとしては、まず情報が知りたい不動産の管轄法務局に足を運び、登記簿謄本の交付申請書に必要事項を記入します。
その後は、要約書と同じように印紙で手数料を支払い、窓口に提出すれば完了です。
ちなみに、窓口への提出だけでなく、郵送してもらうこともできます。

まとめ

ここまで、登記簿が閲覧できる4つの方法について解説してきましたが、いかがでしたか?
直接法務局に足を運ぶ時間がない方は、ネットを利用した閲覧方法を利用しましょう。
また、ネットの扱いが苦手だという方は、なるべく法務局に直接出向くことをおすすめします。
もちろん、自身の都合に合わせて、それぞれの方法を使い分けても構いません。

 

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