高値が付きやすい不動産の特徴について解説します!
不動産を購入する際は、将来売却することも視野に入れておく必要があります。
したがって今回は、いざ売却する際に高値が付きやすい不動産の特徴について解説します。
これから不動産を購入しようとする方は、今回解説する特徴をなるべく満たした不動産を購入し、今後の売却に備えましょう。
高値が付きやすい不動産の特徴①第一種、第二種低層住居専用地域にある
第一種、または第二種低層住居専用地域にある不動産は、高値が付きやすいと言えます。
なぜかというと、これらの用途地域にある不動産は、建蔽率30~60%、容積率50~200%という条件をクリアしており、1つ1つの不動産の間隔にゆとりがあるためです。
また第一種、第二種低層住居専用地域に建築することが可能な不動産は、住宅の他、クリニックや小学校、高齢者施設などに限られているため、大きく住環境が変化することもありません。
つまり閑静な住宅街であれば、その環境のままずっと生活できる可能性が高いということです。
高値が付きやすい不動産の特徴②駅の近くにある
駅の近くにある不動産は、たとえ閑静な住宅街になかったとしても、やはり比較的高値が付きやすくなります。
駅が近いという条件を最優先して、不動産を購入する方もいるくらいです。
もちろん駅から近く、なおかつ閑静な住宅街にあるという不動産は、より高値が付きやすい不動産となります。
高値が付きやすい不動産の特徴③接道の幅が広い
あまり知られていませんが、接道の幅が広い不動産も、高値が付きやすい不動産の1つです。
例えば駐車場付きの不動産の場合、接道の幅が広ければ、車の出し入れがしやすくなります。
また接道の幅が広いことで、ファミリー層の方はビニールプールなどを置いて子供を遊ばせることもできます。
したがって高値が付きやすい不動産を購入する場合は、室内や駐車場の広さだけでなく、接道の幅の広さにも注目しておくべきでしょう。
高値が付きやすい不動産の特徴④間取りがシンプル
間取りがシンプルな不動産も、高値が付きやすい不動産の1つです。
注文住宅を購入する場合、その世帯の家族構成、ライフスタイルに合わせた間取りで不動産を建築します。
ただあまりに独特な間取りにしてしまうと、今後売却する際、多くの方に受け入れられにくい不動産となってしまうため、注意が必要です。
逆にシンプルな間取りであれば、受け入れてくれる方は増加し、もっと個性を出したいという方にとっても増改築しやすいものになります。
高値が付きやすい不動産の特徴⑤採光に優れている
中古物件の中には、建蔽率をオーバーしているような物件もあり、またそのような不動産は、採光に問題がある可能性も高いです。
したがって、自身が採光を気にしない場合であっても、将来高値が付きやすい不動産を購入するのであれば、必ず採光に優れた物件を選ぶべきです。
高値が付きやすい不動産の特徴⑥状態が良い
たとえ築年数が経過している不動産であっても、建物や設備の状態が良ければ高値が付きやすくなります。
また当然のことですが、たとえ築浅物件であっても、外装や内装に汚れやキズが目立ったり、設備不良があったりする不動産は、かなり売却価格が下がってしまいます。
したがって、どんな不動産を購入する場合でも、今後高値で売りたいのであれば、無駄な汚れやキズを増やさないことを心掛けましょう。
まとめ
ここまで、高値が付きやすい不動産の特徴について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
もしこれらの特徴をすべて満たしている不動産を購入することができれば、いざ売却するとなったときに、周辺の相場より高値で売れることも期待できます。
また、もし思ったより高値で売却できなかったとしても、なかなか買い手が見つからず、どんどん売却価格が下がっていくという状況になる可能性は極めて低いと言えます。