地方にある不動産の売却には、都心部の不動産売却にはない難しさがあります。
したがって今回は、地方にある不動産売却を成功させるためのコツをいくつか解説したいと思います。
特に地方で両親の住居を相続した方などは、売却をすることになる可能性が高いため、ぜひ参考にしてください。

地方の不動産売却を成功させるためのコツ①査定方法を使い分ける

地方の不動産売却を成功させるためには、まず査定方法を使い分けることをおすすめします。
不動産の査定方法には、主に“一括査定サイト”を利用する方法、直接不動産業者を訪れ、査定を依頼する方法があります。
都心部の不動産売却であれば、一括査定サイトを利用して、複数の不動産業者を比べたのち、めぼしい不動産業者に直接連絡するという方法を取る方が多いですが、地方の不動産売却では、これができない場合があります。
なぜかと言うと、地方の不動産の場合、そのエリアの不動産売却に対応してくれる業者、つまり一括査定サイトでヒットする業者が少ないケースがあるためです。
したがってまずは一括査定サイトを利用し、もし比べられる業者が少ない場合は、直接近隣の不動産業者を訪れ、査定を依頼しましょう。

地方の不動産売却を成功させるためのコツ②場合によっては取り壊して売却する

地方の不動産売却を成功させるためには、状況に応じて建物を取り壊すことも検討しましょう。
戸建物件は、一般的に築20年を超えると、資産価値がほとんどなくなります。
したがって、築20年以上の建物が建った状態で売却する場合、取り壊して土地を利用することを前提に購入する方も多くなります。
またそのようなケースでは、“建物の取り壊し費用を値引きしてほしい”と交渉されることも多くなり、売り手の希望価格では売れない可能性が高くなります。
したがって状況によっては、売り手が費用を負担して事前に建物を取り壊し、更地の状態にした方がスムーズに売却しやすくなります。

地方の不動産売却を成功させるためのコツ③適切な不動産業者を選ぶ

適切な不動産業者を選ぶことは、地方の不動産売却を成功させるにあたって、非常に重要なことです。
具体的には、まずそのエリアの不動産売却に強い業者を選びましょう。
運営年数や売却実績、口コミなどを事前にリサーチしておくことで、地方でも優良な不動産業者を利用することはできます。
また何十年もそのエリアで運営されている不動産業者であれば、そのエリアの不動産情報を豊富に持っていることが予想されるため、全国展開している大手不動産業者より頼りになることもあります。
そして地方で適切な不動産業者を選ぶ場合は、その業者の“セキュリティ面”に関してもリサーチしておきましょう。
例えば、都心部に住んでいる方が、地方にある相続した家を売却する場合、不動産業者に鍵を預けることになります。
したがって、セキュリティ面に優れている不動産業者を選ぶのは、とても大事なことです。

地方の不動産売却がうまくいかなかったときは?

上記のような形で地方の不動産売却を進めたにもかかわらず、なかなか買い手が見つからなかったり、良い条件で売却できなかったりする場合は、売却以外の方法も検討するべきだと言えます。
例えば売却せず、個人やNPO法人などに“寄付”するというのも1つの選択肢です。
もちろん寄付によって利益は発生しませんが、なかなか売却できないと維持費が無駄にかかり続けることになるため、いざというときの選択肢として頭には入れておきましょう。

まとめ

地方の不動産売却を成功させるためのコツについて解説しました。
ここまで読んでいただいた方は、地方の不動産売却における“都心部の不動産売却にはない難しさ”をある程度理解していただけたでしょう。
ただ決して、“地方の不動産=売れない”というわけではありません。
さまざまな工夫を凝らすことで、地方の不動産であっても、スムーズかつ理想的な売却が実現できます。