“不動産が売れない”という状況は、大きく2つに分かれます。
1つは、“なかなか購入希望者が現れない”という状況です。
そしてもう1つは、“購入希望者は現れるものの、なかなか売買成立にまで至らない”という状況です。
今回は後者の状況に悩んでいる売り手の方のために、そのような不動産の問題点について解説します。

なかなか売買が成立しない不動産の問題点は“価格”ではない

購入希望者は現れるにも関わらず、なかなか売買成立にまで至らない不動産の問題点は、“売り出し価格”ではないことが予想できます。
なぜかと言うと、売り出し価格に問題がある場合、そもそも購入希望者もなかなか現れないためです。
つまり購入希望者は現れるにも関わらず売買が成立しないということは、売り出し価格などの条件を見て内見に訪れたにも関わらず、そこで購入希望者に何かしらのマイナスイメージを与えてしまっているということになります。
したがって、このような状況で安易に“売り出し価格を下げれば売れる”と考えていては、いつまで経っても売買が成立しないことにもなりかねません。

不動産の売買が成立しないときはまず“接客”の問題点をチェックしよう

先ほど、購入希望者は現れるにも関わらず、売買が成立しない原因は、内見で購入希望者にマイナスイメージを与えてしまっていることだと解説しました。
内見時に購入希望者にマイナスイメージを与える原因として、まず“不動産仲介業者の接客に問題がある”ということが挙げられます。
例えば内見時、購入希望者が住環境、災害のリスクなどについて不動産仲介業者に質問したときに、曖昧な返答をしているようでは、購入希望者にマイナスイメージを与えてしまいます。
つまり、購入希望者にはその不動産を購入する気があるにも関わらず、不動産仲介業者の不適切な接客によって、購入意欲を削いでしまっている可能性があるということです。
したがって不動産の売り手は、そのような問題点がないかどうかを確認するために、1度購入希望者の内見に立ち会ってみましょう。
そこでもし、不動産仲介業者が雑な対応をしているようであれば、早急に不動産仲介業者の変更も検討するべきです。

不動産の売買が成立しないときは“アピールポイント”の問題点もチェックすべき

購入希望者が現れるにも関わらず、なかなか売買が成立しないときは、その不動産の“アピールポイント”に問題がある可能性もあります。
例えば、“駅から徒歩1分”と広告に記載しているにも関わらず、駅からの不動産までの道中が信号だらけであり、実際は4~5分かかるというケースがあります。
このような不動産の問題点は、実際内見のために足を運んだ購入希望者にがっかりされやすいという点です。
ただ不動産広告における所要時間は、信号の待ち時間などは考慮されずに決定されているため、これは致し方ないことだと言えます。
したがってこのような不動産を売却する場合、“駅から徒歩1分”というアピールポイントはそのまま強調し、それプラスもっとアピールできるポイントを探すことをおすすめします。
例えば間取りや設備、部屋から見える景色など、何でも構いません。
駅からの所要時間が、多少広告の内容とずれていたとしても、他のアピールポイントがあれば、売買成立にまで持って行ける可能性は高くなります。

まとめ

購入希望者は現れるものの、なかなか売買成立にまで至らない不動産の問題点について解説しましたが、いかがでしたか?
このような状況で足踏みすることが、売り手の方にとってはもっとも歯がゆい状況だと言えます。
したがって、ことごとく購入希望者を逃してしまっている場合、必ずその不動産における問題点を探し出しましょう。
不動産売却は、売却期間が長くなればなるほど、売り手にとって不利になります。