底地(貸宅地)を譲渡して現金化する場合、いくつかの候補の中から譲渡先を選ぶことになります。
その譲渡先候補の1つが、買い取り業者です。
では底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する場合には、一体どんな利点があるのでしょうか?
詳しく解説します。

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点①スムーズに譲渡できる

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点には、スムーズに譲渡できるという点があります。
買い取り業者以外の譲渡先候補には、借地人様や投資家などが挙げられます。
借地人様への譲渡の場合、借地人様が資金を準備したり、条件を調整したりする期間が必要なため、比較的譲渡までの時間がかかりやすくなります。
また投資家への譲渡の場合は、まず購入希望者を見つけること自体が難しいとされています。
一方、買い取り業者への譲渡の場合、数日~数週間で譲渡が完了するケースがほとんどです。
つまり底地(貸宅地)を譲渡して、できるだけ早く現金化したいのであれば、買い取り業者への譲渡が1番効果的だということです。

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点②価格交渉の負担が少ない

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点には、価格交渉の負担が少ないという点も挙げられます。
買い取り業者への譲渡の場合、地主様は買い取り業者から提示された買い取り価格を見て、底地(貸宅地)を譲渡するかどうかを判断します。
もし提示された買い取り価格に不満がある場合、もっと高い価格で買い取ってくれる業者を探すだけでいいため、基本的に価格交渉をする必要はありません。
また借地人様、もしくは投資家への譲渡の場合、向こうから価格交渉をされることも多く、場合によってはかなり安い価格でしか譲渡できなくなります。
一方買い取り業者は、さまざまなデータに基づいた正確な買い取り価格を提示してくれる上に、向こうから価格交渉をされることはほとんどありません。

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点③仲介手数料が無料

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点には、仲介手数料が無料という点もあります。
底地(貸宅地)の売り手である地主様と買い手の間に不動産仲介業者が入る場合は、仲介手数料を支払う必要があります。
ただ買い取り業者への譲渡の場合、間に不動産仲介業者が入らないため、仲介手数料を支払う必要がありません。
つまり底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡することで、仲介手数料が浮く分、多くの現金化ができるということです。
ただ底地(貸宅地)の買い取り業者がなかなか見つからない場合は、不動産仲介業者に仲介手数料を支払って、買い取り業者を探してもらうことをおすすめします。

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する欠点は?

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する欠点は、何と言っても買い取り価格が安いという点です。
買い取り業者は底地(貸宅地)を買い取った後、借地人様や投資家に譲渡し、差額で利益を得ることを目的としています。
つまり地主様から底地(貸宅地)を買い取ることは、買い取り業者にとっては“仕入れ”のようなものだということです。
この仕入れの価格を安くすることで、借地人様や投資家に譲渡したときにより多くの差額を得ることができるため、買い取り業者は地主様からなるべく安価で底地(貸宅地)を買い取ろうと考えます。
これが、買い取り業者の買い取り価格が安くなる仕組みです。

まとめ

底地(貸宅地)を買い取り業者に譲渡して現金化する利点について解説しました。
早期の現金化を望む方、体力的・精神的・経済的な負担を減らしながら現金化をしたいという方には、買い取り業者への譲渡をおすすめします。
ただ買い取り業者への譲渡では、仲介手数料分多くの現金化ができるものの、底地(貸宅地)の買い取り価格自体は安くなるため、その点は留意しておいてください。

 

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