不動産を売却する時というのは、その不動産が不要になったから売る人が居る一方で、住宅ローンを支払うことが困難になってしまった為、仕方なく売ることになる人がいます。

不動産を売却しても住宅ローンを完済することが出来ないという状況において、債権者・債務者・不動産会社などの第三者で話し合いをし、三者とも納得のできる価格で取引を成立させる方法を任意売却といいます。

三者が納得をすることが出来なかった場合は、当然ですが任意売却を成立させることは出来ませんので、銀行は容赦なく競売へと掛けてしまうことでしょう。

この任意売却にはどのようなメリットがあるのかということについて、紹介していきますので参考にしてみて下さい。

1. 競売に比べて高く売ることが出来る

債権者である銀行が競売にかけてしまうことになると、市場価格の5~7割程度の金額になってしまいますので、債務者にとっては住宅ローンの残債が大きく残ってしまうことになります。

ですが、任意売却の場合は市場価格に近い金額で売却をすることが出来ますので、残債が少しでも軽減される以上、債務者にとっては大きなメリットであると言えます。

また、競売と違って残債の支払い方法に関しても交渉をすることが出来るので、分割での支払いに応じてくれたのなら、自己破産に追い込まれるようなことはないかもしれません。

競売よりも任意売却の方が良いということを覚えておきましょう。

2. 近所の人に滞納した事実を隠すことが出来る

銀行が競売にかけることで、その物件の情報が新聞やインターネットに掲載されてしまいます。

近所の人で毎日のように新聞を隅から隅まで見る人がいたとしたら、その人には住宅ローンの支払いが困難になってしまったという事実が伝わってしまいます。

近所の人に一人でも知れ渡るようなことがあれば、その噂は徐々に他の人にも知れ渡っていくでしょう。

任意売却の場合はこのような事はありませんので、近所の人に事情を隠したまま引っ越しをすることが出来るようになります。

3. 銀行にとっても任意売却の方が嬉しい

住宅ローンを貸している銀行の立場としても、競売より任意売却の方が嬉しい部分があります。先程も説明したように、競売物件というのは市場価格から大幅に下がってしまいますので、その分住宅ローンを回収できる金額も減ってしまうことになるかもしれないのです。

少しでも多く回収が出来るのであれば、任意売却で成立させた方が銀行にとっても助かる部分なのは間違いありません。

三者が納得することはそう簡単なことではありませんが、競売をかけられるくらいなら任意売却を行った方が良いと言えるでしょう。

 

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