借地人様が初めて借地での建替えをする場合、何から手を付ければいいのか困惑するかもしれません。
したがって、借地での建替えを決めた段階ではなく、建替えを検討している段階で、正しい流れは把握しておかなければいけません。
流れを把握すれば決して難しいことはないので、借地人様はぜひ参考にしてください。

借地での建替えにおける正しい流れ①建替え承諾料の適正金額を把握する

借地での建替えにおける正しい流れは、まず建替え承諾料の適正金額を把握するところから始まります。
なぜかと言うと、建替え承諾料の適正金額がわからなければ、建替えにかかる資金の算出が難しくなるためです。
ただ建替え承諾料には、“必ずこの金額を支払う”というルールが存在しません。
したがって最終的には、地主様との話し合いで決定することになりますが、前もってある程度の適正金額を知っておけば、話し合いもスムーズに進むでしょう。
同じ構造の建物への全面改築であれば、建替え更新料の適正価格は更地価格の3%~4%です。

借地での建替えにおける正しい流れ②地主様に相談する

建替え承諾料の適正金額をある程度理解したら、次は地主様への相談に移ります。
借地での建替えをする場合、地主様に許可を得なければいけないのはもちろんのことですが、まずは“建替えをさせてほしい”と伝える前に、“建替えを検討している”というニュアンスで伝えることが大事です。
借地での建替えを決定する前に相談しておけば、地主様に良い印象を与えることができ、建替えに関する要望も先に地主様から聞くことができます。
また、建替え承諾料の金額についても、この段階である程度把握できるでしょう。

借地での建替えにおける正しい流れ③建替えのプランを立てる

地主様に相談し、無事に建替えを許可してくれることを確認できたら、次は具体的な借地での建替えにおけるプランを立てるという流れになります。
プランを立てる際に注意したいのは、建替え費用に先ほど解説した建替え承諾料を忘れずに含み、その上で建替えにおけるプランを立てることです。
建替え工事自体は業者に依頼することになるため、複数の業者に相談して、見積もりを比較した上で業者を決定することも重要です。

借地での建替えにおける正しい流れ④資金に関するプランを立てる

資金に関するプランとは、借地での建替えにおけるプランを立てることでわかった必要な費用について、調達方法を決定するために立てるプランのことを指します。
借地での建替えをすべて自己資金でまかなえる方は、資金調達のプランを立てる必要はありません。
ただ自己資金ですべての費用を用意できるケースは稀なため、ほとんどの方が住宅ローンを利用して資金を調達することになるでしょう。

借地での建替えにおける正しい流れ⑤地主様との最終的な条件確認

建替えを依頼する業者が決定し、資金に関するプランを立てた後は、いよいよ地主様との最終的な条件確認に移ります。
この条件確認は、借地契約を更新した後の建替え承諾料、地代の値上げなどにおけるトラブルを防ぐために行います。

借地での建替えにおける正しい流れ⑥契約を更新する

地主様との最終的な条件確認が終わり、両者の間に認識の違いなどがないことがわかったら、借地契約を更新し、実際に建替えを始めます。
建替え承諾料については、事前に何度も地主様と話し合いをしているため、金額などに関してトラブルが起こる可能性は低いでしょう。

まとめ

借地人様は、できる限りスムーズに事が進むように、今回解説した借地での建替えにおける正しい流れを実践しましょう。
借地での建替えは、地主様から借りている土地で建替えを行うわけなので、借地人様の好きな条件やスケジュールで進めることはできません。
また地主様とトラブルを起こしてしまうと、それが何よりも建替えを長期化させてしまうことに繋がるため、注意が必要です。

 

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