条件を満たしている土地を所有している地主様には、土地活用として保育所を経営するという選択肢があります。
今回は土地活用としての保育所経営について、利点と欠点を中心に解説していきます。
保育所経営を始めるために満たすべき土地の条件についても、併せて解説します。

【土地活用】保育所を経営することの利点とは?

土地活用として保育所を経営することには、以下の利点があります。

・継続した収入が得られる
土地活用として保育所を経営する場合、地主様が保育所を建築し、その後運営会社に貸し出す方法、保育所の運営会社に土地を貸し出し、運営会社によって建築された保育所を経営してもらう方法の2つの方法があります。
保育所経営のために運営会社と借地契約を結ぶ場合、期間は20年前後の長期になる場合が多く、1度契約すれば継続して地代収入を得ることができます。
また保育所の数が不足しているということもあり、すぐに保育所が閉園する可能性も低いことが予想されます。

・社会貢献ができる
先ほども触れたように、現在全国的に保育所の数が不足しています。
したがって土地活用として保育所経営をすることによって待機児童を減らし、社会貢献をすることができます。

・税金の優遇が受けられる
土地活用としての保育所経営には、税金の優遇が受けられるという利点もあります。
地主様が所有する土地を保育所の運営会社に貸し出す場合、その土地にかかる固定資産税、都市計画税は5年間免除されます。

【土地活用】保育所を経営することの欠点は?

土地活用として保育所を経営することの大きな欠点は、条件を満たしている土地でないと始められないという点です。
保育所を経営する土地として認められるには、土地の広さや安全性などさまざま条件をクリアしないといけません。
つまり土地活用としての保育所経営は、土地を所有している地主様であれば誰でも選べる選択肢ではないということです。
では保育所経営を始められる土地の条件には、具体的にどんなことが挙げられるのでしょうか?
詳しく解説していきましょう。

【土地活用】保育所経営を始められる土地の条件

・安全性が高い
保育所経営を行う土地は、安全性を考慮して2つ以上の方向に出入口を確保できる土地でないといけません。

・児童の数に応じた屋上、園庭を設けられる
保育所経営を行う土地には、入園する児童の数に応じた屋上、園庭を設けるためのスペースがなければいけません。

・多くの児童が入園できる土地、建物の広さを確保できる
保育所が不足し、待機児童の数も増加している現状を考え、保育所経営を行う場合はできるだけ多くの児童が入園できる土地、建物の広さを確保しなければいけません。
エリアにもよりますが、45人程度は入園できる土地、建物の広さを確保できることが理想です。
また土地の面積は330㎡、建物の面積は360㎡が目安となっています。

【土地活用】おすすめは保育所運営会社に土地だけを貸し出す方法

地主様が土地活用として保育所経営をする場合、おすすめの方法は運営会社に土地を貸し出し、建物の建築や運営には携わらないという方法です。
この方法であれば、保育所経営を始める際のコストは大きく削減できます。
もし地主様が保育所を建築し、建物付きの土地として運営会社に貸し出すという場合は、保育所の建築に関する補助金制度を利用しましょう。
エリアによって補助される金額には差がありますが、建築費の3/4が補助されるエリアもあるため、利用しない手はありません。

まとめ

土地活用としての保育所経営は、安全性と広大な敷地面積を持つ土地を所有する地主様、土地活用で少しでも社会貢献をしたい地主様におすすめです。
保育所経営には莫大な費用がかかるイメージがありますが、補助金制度を利用したり、方法を工夫したりすることで、費用はかなり削減できます。
検討される地主様は、自身の土地で保育所が経営できるのかどうかについて、自治体や建設会社、保育所の運営会社に相談してみましょう。

 

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