土地の貸し出しを検討している地主様の中には、大通り沿いに土地を所有している方もいるでしょう。
今回は大通り沿いにある土地を所有する地主様に向けて、その土地を貸し出す際の利点と欠点を解説します。
大通り沿いでの土地の貸し出しには、一体どんな利点と欠点があるのでしょうか?

【地主様向け】大通り沿いでの土地の貸し出しにおける利点

大通り沿いでの土地の貸し出しには、以下のような利点があります。

・収益性が高い
大通り沿いでの土地の貸し出しには、まず収益性が高いという利点があります。
大通り沿いで土地を貸し出す場合、貸し出す相手は飲食店などの店舗経営者がほとんどです。
大通り沿いにある店舗では売上が大きくなることが予想されるため、リースバック方式で貸し出す場合、事業省定期借地として貸し出す場合のどちらでも、ある程度まとまった収入を得ることができます。
複数の店舗が集まっている商業施設が貸し出し先であれば、年間で1,000万円単位の収入を得ることも不可能ではありません。

・初期費用がなくてもスタートできる
大通り沿いでの土地の貸し出しには、初期費用がなくてもスタートできるという利点があります。
リースバック方式で土地を貸し出す場合、“建築協力金”を店舗から利子なしで借入することができるため、地主様が店舗の建築費用を負担する必要はありません。
また事業用定期借地として貸し出す場合、地主様はあくまで土地を貸し出すだけのため、当然店舗の建築費用は店舗の経営者が負担します。

・好立地でなくても利益を上げられる
大通り沿いでの土地の貸し出しでは、貸し出す土地が一般的に好立地と言われる駅チカ、都心部などの土地でなくても、ある程度利益を上げることができます。
大通り沿いの店舗における来客は、基本的に車やバイクで来店する方ばかりのため、駅や都心部から離れていても関係ないということです。

【地主様向け】大通り沿いでの土地の貸し出しにおける欠点

大通り沿いでの土地の貸し出しにおける欠点は以下の通りです。

・満たすべき条件が多い
さまざまな条件を満たした土地でなければ、大通り沿いで店舗経営者に土地を貸し出すのが難しくなります。
大通り沿いにあるだけでなく、交通量が多い、まとまった広さ(最低でも45坪前後)がある、店舗の需要がある、法律上店舗を建築できるなどの条件を満たしているかどうかは、事前に確認しておきましょう。

・収入が急に途絶える可能性がある
大通り沿いでの土地の貸し出しには、収入が急に途絶える可能性があるという欠点もあります。
大通り沿いでの土地の貸し出しは、賃貸住宅などと違って貸し出す相手が限定されます。
したがって店舗の経営がうまくいかず、閉店・移転されてしまうと急に収入が途絶えてしまい、次の貸し出し先が見つかるまでに時間がかかります。
飲食店には、開店してから10年以内に閉店する店舗が全体の9割というデータもあるので、貸し出し先の見極めは大切です。

・転用性が低い
大通り沿いでの土地の貸し出しは、一般的に10年以上の長期契約となります。
したがって1度土地を貸し出してしまうと、しばらくの間その土地を転用することは難しくなるので注意しましょう。
地主様が土地を売却したい場合、別の土地活用をしたい場合でも、簡単に店舗に立ち退いてもらうことはできません。
大通り沿いで土地を貸し出すのであれば、長期間店舗に自信の所有する土地を預けるという大きな覚悟が必要でしょう。

まとめ

大通り沿いでの土地の貸し出しにおける、利点と欠点について解説しました。
大通り沿いに土地を所有している地主様は、ぜひ土地活用の1つとして土地の貸し出しを検討しましょう。
大きな自己資金がなくてもスタートできる大通り沿いでの土地の貸し出しは、うまく行けば安定した高収入を得ることができます。
ただ1度スタートさせると転用するのは難しくなるため、他の土地活用との比較、貸し出し先の選定は慎重に行うべきでしょう。

 

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