底地は地主が所有し、底地上の建物を利用している借地権者から利益を得るものです。
したがって、底地は地主にとっての投資商品1つということになります。
底地には、どのような投資商品としての利点を持っているのでしょうか?
また投資の対象として底地を選ぶとき、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

底地の投資商品としての利点って?

底地の投資商品としての利点の1つに、まず“投資対象そのものを失う可能性が低い”という点が挙げられます。
例えば同じ投資商品の1つである賃貸物件は、地震や火事など災害に遭い、投資対象そのものが滅失してしまう可能性があります。
ただ底地はあくまでただの土地なため、災害に遭っても土地そのものがなくなってしまうという可能性は限りなくゼロに近いです。
また借地契約というものは、基本的に数十年単位の長期契約になります。
したがって、賃貸物件の空室リスクのように、借地権者がいなくて地代を受け取れないというケースもあまりありません。
また何度も言うように底地はただの土地なので、保守点検、修繕などに関する費用も基本的には必要ありません。
つまり底地の投資商品としての利点をまとめると、手間をかけず長い期間安定して利益が得られるところだと言えます。
ただもちろん、底地には投資商品としての欠点もあります。
借地契約は長期間続く契約のため、途中で地代の値上げをするのが難しかったり、売却の際の市場価格がそれほど高くなかったりという欠点です。
それでも底地には、うまく購入すれば欠点を補えるほどの利点があります。

底地に投資する際、どのように投資対象を選べばいいのか?

底地が持つ投資商品としての利点を理解していただけたところで、次は投資する底地をどのように選べばいいのかを解説します。
まず底地を選ぶ際のチェックポイントとして、“借地契約の内容”が挙げられます。
借地契約は、数十年続くことが一般的だという話をしましたね。
すでに数十年間借地契約が継続している底地の場合、内容が明確でなかったり、契約書が存在しなかったりすることも考えられます。
収益性の高さが見込めると判断して底地を購入し、投資をしようとしても、フタを開けてみれば借地契約の内容が曖昧で、地代を支払ってもらえないというケースもあります。
したがって底地に投資する前にその底地の登記簿謄本をチェックし、複数の世代に渡って借地契約が結ばれている場合、少し考え直した方がいいでしょう。
また底地に投資するにあたって、“借地権者はどんな人物か”というのも重要です。
それをチェックするために、底地にある建物の使用用途、名義人などの情報を調べましょう。
たとえば借地契約上、底地にある建物は居住用と定められているとします。
ただ借地権者が無断で店舗・企業を経営しているという場合、借地契約に違反していることになります。
また名義人とは違う人物のみが建物に住んでいる場合も、契約違反となります。
このような悪質な借地権者が借りている底地は、後々トラブルに巻き込まれる可能性が高いため、投資対象として選ばない方が身のためでしょう。
無断で店舗や企業を経営している場合、土地にかかってくる固定資産税、または都市計画税の額が上がる可能性もあります。
最後にチェックしておくべきなのは、“底地の購入価格”です。
いくらその底地が投資商品として魅力的でも、そのエリアの相場から明らかにかけ離れている底地は購入しないようにしましょう。

まとめ

底地の投資商品としての利点・欠点、そして底地の選び方について解説しました。
底地に投資する際、今回解説したような一定の知識を把握しておく必要があることは否定できません。
ただルールや注意点を理解すれば、不動産としては非常に安定感のある投資商品となります。
特に賃貸物件に投資しようと考えている方は、1度比較してみることをおすすめします。

 

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