不動産取引に限ったことではありませんが、本人確認というのは、人間と人間が取引する上で非常に重要なものです。
そこで今回は、不動産取引において本人確認を行う理由とその重要性について、解説していきたいと思います。
もしかしたら新しい発見があるかもしれませんよ!

■なぜ不動産取引に本人確認が必要なのか。

人と人との間で行われる取引の中で、買い手や売り手がそれぞれ本人であることはもちろん重要です。
ここで明示する必要がない程、それは誰しも理解出来るものでしょう。

実は、本人確認について「犯罪収益移転防止法」というものがあることを、みなさんご存知ですか?
簡単に言うと、本人確認を怠ったことで犯罪に利用されることがあるリスクを未然に防ぐためのルールです。
例えば、テロリズムの資金集めやマネーロンダリングなどを想像すると分かりやすいですが、不動産がこの対象となることもあり得るのです。

犯罪の話にまで及ぶと「いやいや、そんなことはないでしょう」と、極端に感じられますが、お金が関わる事柄において、相手がはっきりしないのはその取引の円滑性が損なわれる原因になるのは間違いありません。

夕食の材料を買うといった場合とは違い、かかる金額が不動産取引は大きいので、ついつい慎重になってしまうのは容易に想像できるでしょう。
そういった意味で、不動産取引における本人確認は、特に重要視されるものです。

■不動産取引の場面での本人確認の方法は?

本人確認の重要性が分かったところで、次は、その方法について解説していきます。

買い手と売り手の初対面時、運転免許証や様々な健康保険証、住民基本台帳カードなどの提示によって、本人確認が成されます。
司法書士や土地や家の調査士もまた、本人確認が必要です。

不動産取引での本人確認について、買い手の事を書いていますが、その相手である売り手の本人確認も同様に必要ですよね。
当然ではありますが、買う人と売る人が揃って初めて取引は成り立つ訳です。
その取引の中だけでなく、その前後の電話などでの会話に留意して、もしもおかしい点があるならば注意が必要かもしれません。

この本人確認の方法は書類が多いですが、今後、将来的には電子媒体になる可能性も否めません。
技術が進歩していくこの世の中では自然なことのように思われますが、これによって本人確認が困難になる事は想像に難くないのです。
もちろん利点も多いでしょうが、それだけに目を向けないようにする事が大切です。

■まとめ

不動産が犯罪に使用される可能性もある中、本人確認はその防止につながります。
また、お互いに安心して取引をする為にも大切です。
信用を手に入れ、また、与える為にも、不動産取引の際には本人確認が出来るものを用意しましょう。

 

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