借地として地主様から土地を借りることになった場合、毎月地主様に対して地代を支払う必要がありますが、地主様がそれを拒む場合もあります。

支払いを拒まれたからといって、地代を支払わなくて良いというわけではありません。支払わない状態のままでいると、債務不履行という形になってしまいますので、供託所に地代の相当額を預けておく必要があります。

地代を預けることで債務を履行したという形を取ることが出来ますので、地主様に地代の支払いを拒まれた時は供託をした方が良いでしょう。

地主様が支払いを拒む理由も含め、供託の手続きの仕方について紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

1. 地主様が地代の受け取りを拒む理由

借地権という長い期間の中で、土地の価格が上昇することで固定資産税の金額が上がってくる場合も十分考えられます。地主様としては、固定資産税の負担が大きくなってしまったことで、現状の地代のままでは損をしてしまう場合もあります。

その時に、土地を貸している人に対して地代の増額を請求してくることがありますが、借りている人は不当な地代の額に納得できずに、今まで通りの地代を支払おうとしたが、地主様がその受領を拒んでしまうということです。

二人の話し合いに決着が付くまでは供託所に地代を預けることで、債務不履行による契約解除を回避することが出来ますので、地主様とトラブルになった時は供託所に預けた方が良いと言えるでしょう。

2. 供託所に地代を預け入れる手続きについて

供託書に自分の氏名や住所、供託する金額や物件の情報を記入し、供託所に提出する必要があります。物件の情報というのは物件所在地や地番、建物の構造などの事ですので、あらかじめ賃貸借契約書を持参した方が書きやすいでしょう。

他にも供託通知書に記入をする必要がありますし、印鑑や封筒、郵便切手を用意しておく必要もあります。

自分ではなく代理人に供託をしてもらう時は委任状が必要になりますし、法人の場合は作成後3ヶ月以内の資格証明書が必要になってきます。

手続きが手間ですので、余程の事が無い限り自分自身で手続きに行くことをオススメします。

3. 地主様が拒否をしていない時は供託所に預け入れることは出来ない

供託所に地代を預け入れるには、地主様が地代の受領を拒んでいる必要があります。

その為、地主様が拒んでいるわけでもないのに、地主様のことが嫌いで顔も合わせたくないという理由で供託をすることはできないということを覚えておく必要があります。

地主様とトラブルに発展した時は、自分自身を守る為にも供託所に地代を供託することが重要ですので、手続きが面倒でもしっかりと行う必要があると言えるでしょう。

 

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