土地を買おうと思った時、不動産業者に仲介してもらった場合は仲介手数料がかかります。それを嫌って、地主に直接交渉をしようとする人もいますが、それには大きなデメリットが生じます。なぜ、地主に直接交渉するのは止めた方がいいのでしょうか?

・地主との直接交渉はトラブルが起きやすい

欲しい土地が見つかったとして、その地主と直接交渉をした場合、様々なトラブルが予想されます。

まず、最初に難航するのが価格交渉です。どちらも土地にはそれほど詳しくない場合、適正な価格を提示できるとは限りません。もしも近隣の土地がいくらか分かったとしても、その価格をそのまま当てはめていいのかはわからないのです。

土地の価格を定めるには様々な要因があります。それは土地がある場所だけではなく、周辺の環境であったり、地質であったり、土地の形であったりと様々です。しかし、その土地がどういった状態なのかは素人目にはわかりません。当然、それを考慮して適正な価格を付けることもできないでしょう。

また、購入後に様々な問題が発覚することもあります。最もありがちなのが、土地の用途です。自宅を建築したくて購入したのに、住宅の建築ができない土地ということもあり得ますし、隣の土地と境界線について争っているかもしれません。

最も困るのが、土地の代金を支払った後で地主が行方をくらますなどして土地の名義変更が完了しない場合です。地主と直接交渉するのであれば、こういったトラブルが起こった際には全て自分で解決する必要があるのです。

また、個人取引は法で禁止されているわけではありませんが、個人取引の場合は住宅ローンを利用できません。

・不動産業者に依頼するメリット

不動産業者に依頼すると、具体的にどういったメリットがあるのでしょうか?
まず、価格に関しては不動産の専門家がしっかりと査定してくれるので公平性に関しては疑う余地は少ないでしょう。また、土地に関わる様々な要因もきちんと考慮しています。

さらに、不動産業者というのは業者免許を取得する際、法務局へと供託金を預託しています。もしも不動産業者の仲介によって損失が発生した場合は、その供託金から賠償されてしまうのです。

そういった取引に対する保証があるため不動産業者へと仲介を依頼する方が安全となります。

・まとめ

地主へと直接交渉をして土地を購入する場合、様々なトラブルが生じることも考慮しなくてはいけません。不動産業者へと仲介を依頼すると手数料は生じますが、取引の際に生じるトラブルに対する保証などもされます。

地主と直接交渉する場合は様々なデメリットが生じることがあるので、なるべくなら不動産業者に仲介してもらった方が無難でしょう。